網戸ガイド
網戸の採寸でよくある失敗と「1mmの罠」
網戸の交換でいちばん多いトラブルが「作ったのに入らない/隙間ができた」です。 網戸はレールの溝にはめて左右にスライドさせる構造のため、数mmのズレが致命的になります。これが俗に言う「1mmの罠」。 ここでは失敗の典型パターンと、それぞれの防ぎ方を整理します。
失敗の4大パターン
- 1. 窓枠(サッシの内寸)を測ってしまう
- 2. 1か所だけ測って歪みを見落とす
- 3. 戸車を下げずに高さを測る
- 4. cmでざっくり丸めて注文する
① 窓枠を測ってしまう
基準は「網戸そのものの外寸」です。窓枠やサッシの内寸を測ると、 実際の網戸より大きく(または小さく)なって合いません。 正しい測り方は 引き違い網戸のサイズの測り方を参照してください。
② 1か所だけ測る
住宅のサッシは経年で歪みます。上と下、左と右で数mm違うことは珍しくありません。3か所測って最小値を採るのが鉄則です。最大値で注文すると入りません。
③ 戸車を下げずに測る
網戸下部の戸車は高さを数mm調整できます。上げた状態で測ると高さが足りなくなりがち。戸車を一番下げた状態を基準に測り、取り付け後に微調整する前提でいきます。
④ cmで丸めて注文する
「だいたい90cm」で注文すると、実寸89.4cmや90.6cmとの差が効いてきます。 網戸はmm単位で扱いましょう。金属メジャーで mm まで読み取ってください。
よくある質問
網戸が枠に入りません。原因は?
多くは『大きく作りすぎ』です。窓枠の内寸を測ってしまった、または歪みを考えず最大値で注文したケースが典型です。網戸は少し小さい分は戸車やモヘアで吸収できますが、大きいと物理的に入りません。
網戸と枠の間に隙間ができて虫が入ります。
小さく作りすぎか、モヘア(すき間をふさぐ起毛)の劣化が原因です。数mm程度なら戸車の高さ調整やモヘアの交換で改善することがあります。大きな隙間は作り直しが必要なこともあります。
1mmの誤差でも本当に影響しますか?
引き違い網戸はレールの溝にはめて使うため、数mmの差で『はまらない』『外れやすい』が起きます。これがいわゆる『1mmの罠』です。金属メジャーでmm単位まで測り、3か所の最小値を採るのが安全です。
※ 本記事は一般的な情報提供です。掲載内容は目安であり、ご注文前に必ずご自身・販売店での 再確認をお願いします。