採寸ガイド
カーテンの幅が足りない!隙間をふさぐ応急処置と買い直しの判断基準
先に結論
隙間が1〜3cm程度ならマグネットやクリップの応急処置でしのげます。5cm以上足りない場合は応急処置では隠しきれず、買い直しが現実的。 正しい幅はレール幅×1.05で計算します。
カーテンを閉めても真ん中が閉まりきらない、両端から光が漏れる—— 幅の不足は丈の失敗と並んで多いトラブルです。原因のほとんどは 「窓枠の幅を測ってしまった」か 「レール幅ぴったりの幅で買ってしまった」のどちらか。 カーテンはヒダ(プリーツ)でウェーブを作りながら窓を覆うため、 レール幅と同じ幅では足りないのです。まずは隙間の場所別に応急処置から見ていきます。
隙間の場所別・応急処置
- ① 中央の合わせ目が閉まらない → マグネット・クリップで留める
100円ショップでも買える「カーテン用マグネット」や事務用クリップで、 左右のカーテンの合わせ目を数か所留めます。開閉のたびに付け外しは必要ですが、 1〜3cm程度の隙間なら見た目も自然にふさげます。 - ② 両端から光が漏れる → 生地を壁側に留める
カーテンの端を壁側に回し込み、面ファスナー(マジックテープ)や画鋲で留めます。 壁に跡を残せない賃貸では、はがせる粘着タイプの面ファスナーを使ってください。 端の光漏れはサイズが合っていても起きることがあり、その場合も同じ方法が有効です。 - ③ 全体的に足りない → 同じカーテンを1枚足して3枚掛け
同じ商品がまだ買えるなら、もう1枚追加して3枚で掛ける方法があります。 ヒダの間隔が他の2枚と揃わず見た目は妥協になりますが、 機能面(遮光・断熱)は確保できます。廃番で同じ生地が手に入らないなら買い直し一択です。
不足量別・対処の早見表
| 足りない幅 | 現実的な対処 |
|---|---|
| 1〜3cm | マグネット・クリップ・面ファスナーの応急処置で十分しのげる。 |
| 3〜5cm | 応急処置は可能だが、生地を引っ張るのでヒダが崩れがち。 見た目が気になるなら買い直しを検討。 |
| 5〜10cm | 3枚掛け(同じ生地が買える場合)か買い直し。 |
| 10cm以上 | 買い直し一択。遮光・断熱・目隠しのどれも機能しない。 |
なぜ幅が足りなくなったのか(買い直し前に必ず確認)
同じ失敗を繰り返さないために、原因を特定してから買い直してください。 幅不足の典型パターンは次の3つです。
- 窓枠の幅を測った — カーテンはレール基準です。 レールは窓枠より左右に長く付いていることが多く、窓枠基準だと確実に足りなくなります。
- レール幅と同じ幅で買った — ヒダのウェーブ分のゆとりがないと、 閉めても端や中央が引っ張られて隙間が出ます。注文幅はレール幅×1.05が基本です。
- 両開きなのに1枚分の幅で考えた — 幅100cmのカーテンは 「2枚セットで合計200cm分」の商品と「1枚だけ」の商品があります。 パッケージの「○枚入り」を必ず確認してください。
買い直すときの正しい幅の出し方
カーテンレール両端の固定ランナー(動かないリング)の内側から内側までを測り、 その値に1.05を掛けたものが注文幅の目安です(例:レール幅180cmなら約189cm)。 既製カーテンで買うなら、レール幅÷2より少し大きい既製幅(100・150・200cm)を 両開き2枚で選びます。ヒダが余りを吸収するので、幅は「少し大きめ」が正解です。