採寸ガイド
1.5倍ヒダと2倍ヒダの違い|オーダーカーテンはどっちを選ぶ?
先に結論
迷ったら1.5倍ヒダ(既製カーテンと同じ標準仕様・価格が手頃)。 ホテルのような深いウェーブと高級感を求めるなら2倍ヒダ。 どちらを選んでも注文する仕上がり幅(レール幅×1.05)は同じです。
オーダーカーテンの注文画面で必ず聞かれるのが「ヒダ(プリーツ)の倍率」です。 ヒダ倍率とは、仕上がり幅に対して何倍の生地を使うかのこと。 幅100cmのカーテンなら、1.5倍ヒダは約150cm分、2倍ヒダは約200cm分の生地を 縫い縮めて作ります。生地が多いほどウェーブが深くなる——これが 見た目と価格の違いの正体です。
比較表:1.5倍ヒダ vs 2倍ヒダ
| 1.5倍ヒダ | 2倍ヒダ | |
|---|---|---|
| 使う生地 | 仕上がり幅の約1.5倍 | 仕上がり幅の約2倍 |
| ヒダ山 | 2つ山 | 3つ山 |
| 見た目 | すっきりカジュアル | 深いウェーブで高級感 |
| 価格 | 手頃(生地が少ない) | 高め(生地が多い) |
| 柄の見え方 | 柄がよく見える | ウェーブに隠れやすい |
| 開けたときのたまり | コンパクト | かさばる(窓が狭く見えることも) |
こんな人は1.5倍ヒダ
- ・予算を抑えたい(同じ生地なら2倍ヒダより確実に安い)
- ・大きな柄・プリント柄を選んだ(ウェーブが浅いほうが柄が活きる)
- ・ナチュラル、カジュアル、北欧系のインテリアに合わせたい
- ・窓の横に家具があり、開けたときのたまりを小さくしたい
こんな人は2倍ヒダ
- ・ホテルライクな、ドレープの深い豪華な見た目にしたい
- ・無地やテクスチャ重視の生地を選んだ(ウェーブが主役になる)
- ・リビングなど「見せ場」の窓で、せっかくのオーダーを最大限活かしたい
- ・タッセルでまとめたときの裾の広がりまできれいに見せたい
なお、もっと生地を抑えたフラットカーテン(約1.1〜1.3倍)という 選択肢もあります。ヒダ山を作らず生地をそのまま見せるモダンな仕様ですが、 ウェーブが安定しにくいため、形状記憶加工とセットで選ぶのがおすすめです。
注意:ヒダ倍率を変えても「注文する幅」は変わらない
よくある勘違いが「2倍ヒダだから幅も2倍で注文する」というもの。 注文画面に入れる仕上がり幅は、ヒダ倍率に関係なくカーテンレールの幅×1.05(ゆとり5%)です。 ヒダ倍率は「その仕上がり幅を作るのに使う生地の量」の指定であって、 幅の指定ではありません。仕上がり幅と丈の正しい測り方が不安なら、 先に採寸を済ませてからヒダを選ぶとスムーズです。
関連:仕上がり幅・注文幅とは/オーダーと既製どっちを選ぶ/レースカーテンの丈の決め方